コンセプト

かみデンKIDS立ち上げに関して

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疾病に罹患してからではなく、未然に防ぎたい 健康を守り育てる診療所でありたい、その思いで開業して9年の月日が経ちました。日々診療の中一生懸命地域に貢献すべく邁進してきたつもりです。しかし現状はどうでしょうか?
平成23年の青森県歯科医師会実施のう歯有病状況調査の報告です。
なんと1人平均虫歯歯数を見てみると、青森県は1歳6か月児で全国平均の1.6倍多く、3歳児では、1.9倍ほど多くなっています。またう歯有病者率を見ても1歳6か月児で全国平均にくらべ1.6倍ほど高く、3歳児でも約1.7倍ほど多くなっています。非常にがっかりなお話ですが全国都道府県別でともに最下位なのです。(表1参考)

表1-1  H23年度 1歳6ヶ月児1人当りう歯数 平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

表1-1 H23年度 1歳6ヶ月児1人当りう歯数
平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

表1-2 H23年度 3歳児1人当りう歯数 平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

表1-2 H23年度 3歳児1人当りう歯数
平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

さらに、県内のなかで私たちが生活している上十三地域は、一歳6か月児においてけっして虫歯が少ない方ではありません。(表2参考)

表2 平成23年度 1歳6ヶ月児1人当りう歯数 平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

表2 平成23年度 1歳6ヶ月児1人当りう歯数
平成23年度市町村別母子保健事業実績報告より

このまま今の診療スタイルでこの現状は変わるのだろうか?何かしなければいけないのでないか?でも何をどのようにどこから始めればいいのだろうか?自問自答しました。
そこでもう一度考え直したのが虫歯の成り立ちです。虫歯がミュータンス菌を代表とする細菌の感染、定着で発症します。単純に虫歯になるプロセスに対してなにかアプローチをしたらよいのではないか?今までもフッ化物の塗布、予防検診、来院してくださる親御さんたちへの啓発や啓蒙活動してきたつもりです。でも何かが足りない大事な何かが・・・

表3 虫歯菌の感染は生後6か月から2歳半の間に集中します

表3 虫歯菌の感染は生後6か月から2歳半の間に集中します

そうなのです。実は人の人生において歯の予防に関して一番大事な時期は生後からのこの時なのです。しかし実際私たちの医院に来院される時は、その時期を過ぎていらっしゃるのがほとんどなのです。
そのためにはこの時期の養育を担当している主にお母様、お父様たちに何とか正しい情報と予防の方法をお伝えすることができれば・・・・
必ず結果は出てくるのではないか?地域医療の原点はここにあるのではないか?
もし虫歯の少ない数全国甲子園大会というものがあれば現時点で間違いなく青森県は最下位なのです。
地域で住民の皆様と一緒に頑張っていけたら全国大会での優勝も狙えるのではないか?
歯科医療の専門家である私たちと子供の未来を真剣に考える親御さんたちそして青森県という地域を愛している住民の人たちこの方々を結びつけるような施設、場所があればそして気軽に参加できるイベント、健康教室があればとの思いから私たちが考えたのが「かみデンKIDS」なのです。
上北の「かみ」、デンタルクリニックの「デン」、未来を背負って立つ子供たちその意味での「KIDS」
この「かみデンKIDS」は大きく3つのコンセプトで成り立っています。(表4)

表4 「かみデンKIDS」は大きく3つのコンセプトで成り立っています。

表4 3つのコンセプト

1.教育(Education)
従来の歯科医院では、治療をしてもらうために行くところで、お口の健康や検診は町や保育園、学校などに任せていました。それでは歯科医療機関として十分な責務を果たしていないと考え、マイナス一歳、つまり妊婦の時からの予防教育を提案いたしました。またその後も親子で楽しく一緒に参加できる親子教室やイベントを通して、子供の成長に役立つ情報と方法を提供していきます。

2. 地域(Community)
地域住民、保護者同士が情報交換の場として気軽に集える場所を提供し、将来の青森県を背負って立つ大事な子供たちのために食生活・歯磨き習慣・フッ素・シーラント・キシリトールなどの北欧スタイルの予防を地域と連携してつくっていきたいと考えています。また青森県を虫歯の少なさ日本一にするために、皆様にも一緒に楽しみながら、ぜひ健康づくりにご参加ください。

3. 安心(Smile Future)
ゆりかごから老後までの安心健康サポートを行っていきます。母子感染を予防するための取り組み、アレルギーの少ない歯科材料を用いての治療、院内感染を考慮した安全な医療の提供をお約束します。私達は口腔疾患、口腔育成の専門家として、笑顔に自信を持てる子供たちを皆さまと一緒に育てていくお手伝いをさせていただきます。

医療法人 桜青会
理事長 上松丈裕

キッズデンタル歯科衛生士より

みなさん 、 かみデン(かみきたデンタルクリニック)がまた新しくなります。今年の5月で10周年です。当時、この地域に新しい風が吹きました。青森だけど東京と同じ治療ができるグローバルスタンダードな治療が受けられる。そして、「定期的メインテナンス」初めは「えっ!歯科で定期健診」なんて言われましたがお口の健康の重要性を理解して頂き、現在では多くの患者様が受診するようになりなした。
しかし今までは、虫歯ができたり、歯肉が腫れたり、疾病に罹患してから予防のアプローチでした。そうです‼︎罹患してからではなく罹患する前に予防していこう!小児においても同じでした。虫歯ができて怖くて泣いて治療するのも大変です。
「子供をもう泣かせたくない‼」
「泣かないで治療したい‼」
「もう歯医者さんは怖くない‼」そこがかみデンKIDS!です。
パッと、思いついたのが小児歯科で小児の専門治療が頭に浮かんだのではないでしょうか?今までも笑気を取り入れた治療を行っていましたが現在は、さらに小児診療室にはテレビを観ながら診療できるようになっています。しかし、虫歯ができてからだとお子様もお母様も困りますよね!できてからでは遅いのです。できないようにしていきましょう。「できるんです‼」みなさん、私たちかみデンKIDSのチームと手を組んで予防していきましょう。
それではどういった方法で予防していくかまた、できるのかです。まず、お母様!お子様は自分一人では予防ができないのです。
ねぇママぼくどっちになっちゃうの?

「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」より参考

「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」より参考

どっちになるにしてもお子様はお母様次第です。不安にさせてしまいましたね…そんな不安を私たちかみデンKIDSスタッフがお助けしたいと思います。いきなり診療台に座らせるのではなく

  • 楽しく歌やダンスお話を聞いてお子様と楽しく親子で学んでいきましょう。
  • 原因があって起こる病気です。原因を親子で見つけて予防していきましょう。
  • 診療台に座れるようになったらクリーニングしてフッ素を塗布します。

これなら楽しく治療できますね!!

虫歯になって削ると完治にはなりません。一度削ると一生削らないといけないのです。健康な歯が1番なのです。なんとか健康な歯を守っていきましょう。新しい生命が芽生えた妊婦から学び、幼児期親子で学び、学童期でサポートして、成人で自ら定期健診を受診するそんなお子様に育てていきましょう。私の育児の経験も活かし、みなさんの生活に密着した分かりやすいアドバイスをしていきたいと思います。お困りになっていることがありましたら是非相談にものりたいと思います。楽しく予防していきましょう。また、この地域に新しい風をみなさんと吹かせましょう!!